フリーザチルドレンジャパン

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フリー・ザ・チルドレン・ジャパンってどういう団体なの?

世界には子どものために様々な支援活動を行う団体が存在しており、その1つとしてフリー・ザ・チルドレンという団体があります。団体名は聞いたことがあっても、誰が創設し、どういう活動を行っている団体なのか詳しく知らない方も多いでしょう。今回はフリー・ザ・チルドレンについてご紹介していきます。

フリー・ザ・チルドレンとは

フリー・ザ・チルドレンは1995年にカナダで創設された国際協力団体です。この団体を設立したのは、当時12歳だったカナダ人の少年・クレイグでした。彼は世界に貧しいがために奴隷のような扱いを受けている子どもがいることを新聞で知り、子どもが教育を受けず働けない状況に疑問を持ちます。

その疑問と憤りから世界中の子どもを救おうと考え、若くしてフリー・ザ・チルドレンの創設に踏み出したのです。無謀な挑戦だと誰もが思いましたが諦めずに活動を続けた結果、開発途上国で1000以上の学校建設を行い、20万人に及ぶ子どもが教育を受けられる環境を提供した実績を残しました。

今では日本を始め、20ヶ国以上で子どもや若者が団体に参加しています。日本で活動が始まったのは、1999年からです。フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの代表理事を務める中島早苗氏は、アメリカのNGOでインターンをしていた頃にクレイグ少年の記事を読み、団体の想いに賛同しました。日本でも活動を広めようと帰国後に日本支部を立ち上げ、現在は1500人以上の子どもや若者が参加する団体へと成長しています。

創設者、クレイグ・キールバーガーについて

フリー・ザ・チルドレンの創設者であるクレイグ・キールバーガーは、朝刊のマンガを見るために新聞を手にしたところ、ショッキングな記事に目が留まりました。その内容は、同年代の少年が貧しい暮らしであるため幼い頃に両親と分かれ、絨毯工場に売られて働かされていたという内容です。

少年は週6日、1日12時間という過酷な労働を強いられていましたが、NGOの協力により脱出できました。その後、児童労働の反対を訴えて活動していましたが、母国に帰った後に射殺されてしまったそうです。同い年でありながら自分とは全く違った環境の子どもがいる事実を知ったクレイグ少年は、子どもの問題は子どもが考えて取り組もうという思いを持ち、フリー・ザ・チルドレンを立ち上げました。

手始めに協会や学校の友人に声をかけ、労働を強いられている子どもがいることを伝えると、事実を知らなかった多くの友人が彼の思いや活動に賛同します。クレイグ少年は強制労働を強いられる子どもやストリートチルドレンに直接会い、また子どもの権利を広めるために世界30ヶ国へ自ら赴きました。

彼の行動により団体の国際ネットワークはどんどん広がり、世界各地で子どもや若者が過酷な環境下にいる子どもに代わって声を上げ、様々な活動に取り組んでいます。

主な活動内容とは

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、主に5つの事業に取り組んでいます。

海外独立支援事業

家庭が貧しいなどの理由から教育を受け入れられないフィリピンやインド、ケニアなどの開発途上国の子どもに対して、権利の保護や教育の提供を行い、自立できるよう包括的に支援する活動です。

子どもの主体事業

子どもを若者が主体となって活動するために、色々なイベントやボランティアなどを実施している事業です。

子どもの活動応援事業

社会問題の解決に向けて取り組む子ども達の育成やサポートを手掛ける事業です。

アドボカシー事業

学校や企業、イベントなどにファシリテーターを派遣して、社会問題への関心を集め、自分でも行動できる可能性を与えるプログラムの提供をしています。また、出張授業に参加するファシリテーターの育成も取り組んでいます。

ネットワーク事業

色々な組織やセクターと連携・協力してネットワークを築き、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの目的の実現を目指す活動です。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの寄付ってどうなの?

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは様々な方法で募金を行っています。一体どのような募金があるのか、また募金以外でも協力できる取り組みがあるのでご紹介しましょう。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの募金について

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動は、個人や企業、団体による寄付で成り立っています。募金事業では、団体の運営のために継続的に募集している募金や、特定の事業に寄付する募金、国内外での活動のために募る募金と目的に応じて用意しています。自分が協力したいと思う募金に寄付することが可能です。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは外務省による認定NPO法人であるため、募金は特定寄付金に該当します。そのため、所得税や個人住民税の寄付金控除を受けられます。寄付の方法はクレジットカード、郵便振替、銀行振込の3つから選択可能です。

他にもあるフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの募金

文通で協力

ペンパルサポーターに登録し、フィリピンやインドの子ども達に寄付をしつつ、文通を通じ交流していく募金です。寄付は教育支援だけではなく、保険や医療、水など包括的な支援に活用されます。

買い物での協力や物資の寄付

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、オンラインショップや文化祭・イベントなどを通じてフェアトレード商品を販売しています。フェアトレード商品とは、開発途上国で生産された商品を適正価格で取引し、生産者の生活向上を促す商品のことです。自分たちが買うだけではなく、商品を販売する側として協力することができます。

文房具や書き損じはがき、商品券、古本・絵本なども寄付対象としており、現地の支援活動や子ども達への寄付物資として活用されます。不要なものがあれば、捨てる前にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付を検討すると良いでしょう。

遺産や相続の寄付

故人の遺産や自分の相続遺産、葬式の際に頂くお香典・お花代も寄付対象です。相続遺産を引き継ぐ場合、通常は相続税が発生しますが、遺産を寄付すれば相続税の控除が適用されるので、節税効果のメリットも受けられます。故人の遺産や余剰財産を社会に役立てたいという声が増えており、遺産や相続での寄付は増加しています。

お祝いやお礼の寄付

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、自分や友人の誕生日や結婚式で送られるお祝いやお礼も寄付対象です。誕生日であれば、自分または友人の誕生パーティーを開く予算の一部が寄付対象となります。結婚式の場合は、エンゲージリングの購入費用や結婚式に参加するゲストから送られるご祝儀が対象です。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、フェアトレード商品や寄付付きの商品、エシカルギフトを販売しています。それらを結婚祝いのお礼や引き出物にすれば、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付と祝ってくれた人たちへのお礼を同時に行えます。ちなみに、エシカルギフトは主に開発途上国で生産されているオーガニック商品を取り扱ったカタログギフトのことです。

自分の時間とスキルで協力

お金や物資の寄付だけではなく、自分の時間とスキルで協力する方法もあります。まず自分がフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのメンバーとなれば、イベントやプロジェクトの企画立案から得意分野を活用した活動、団体の広報などの活動が可能です。また、ボランティア登録をして事務所やイベントの手伝い、団体の運営をサポートできます。在宅での作業も可能なので、気軽にボランティアに参加可能です。

他にも通訳や教育、法律など専門分野の知識がある方も、支援活動を支えるプロノボとして協力できます。インターンになり、世界中に子どもの権利を広める活動をする方法もあります。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの評判や口コミは?

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは本当に信用できる団体なのか、支援を考えている人にとって団体の評判は重要です。世の中の人々はフリー・ザ・チルドレン・ジャパンに対してどんな印象を持っているのか、口コミや評判についてご紹介しましょう。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの対する評判

インターネット上には、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンに対する口コミや評判が数多く掲載されています。口コミと評判をネットやSNSで調べたところ、活動に対してはポジティブな評判が多く見られました。

テレビを見て知った
テレビの特集を見てフリー・ザ・チルドレンの存在を知りました。創設者のクレイグさんの思いを知り、大きな力にはなれないけど、少しずつでも協力して子ども達を救えたらなという気持ちが生まれました。

積極的に支援したい
自分は業界に入ってから色々なNGOの存在を知り、その中には積極的に支援したい団体もいくつかあります。その1つがフリー・ザ・チルドレンです。まず少年が社会問題に立ち向かおうとした姿勢がすごいし、ちゃんと活動実績も残しているので、もっと広まってほしいと思います。

子ども達の笑顔を広げたい
20歳の頃にフリー・ザ・チルドレンの誕生日募金を始めました。毎回金額は違うけど、少しでも子ども達の笑顔につながればいいなと思い続けています。

頭が下がります
フリー・ザ・チルドレンの講演を聞きに行きました。フリー・ザ・チルドレンの活動には頭が下がるばかりです。スタッフさんはよく勉強されており、世界の実情をしっかり理解できました。私も少しずつですが、世界や子ども達の未来のために協力できたらと思います。

このように、団体の活動への称賛や協力を検討する意見が見られました。また、ネット上では団体の活動が話題になると、自分も小学生の頃に参加していた、懐かしいなどの口コミもあり、多くの人が活動に参加していることが分かります。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが信用できる理由

ネット上の口コミでは組織や活動に対するネガティブな評判は少ないので、安心して支援できる団体だと言えます。また、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが信用できる理由は他にもあります。

外務省が公認する団体である

1995年に外務省から認可を得て社団法人化し、2001年には特定公益増進法人に認定されています。特定公益増進法人の認定には厳格な条件があるので、認定されているということは社会的信頼度が高い証拠です。

活動について

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、支援事業の様子を公式ホームページのブログからチェックできます。活動内容や支援先での活動など記事はカテゴリ化されているので、どんな活動をしたのか分かりやすく、また探しやすいです。また、寄付から実行されている活動報告では、寄付がどのような形で役立っているのか記載されています。使い道が明白化されているので、安心して寄付できるでしょう。

寄付金の利用の適正性

団体の会計報告がないので、寄付金が正しく使い方をされているのか不安になる方も多いでしょう。決算報告書で年次報告書などが提示されているので、経常利益から寄付金の内訳の把握することが可能です。有限責任監査法人による監査を受けており、その監査報告も提示しているので正しい会計が行われていると判断できます。

まとめ

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは子ども・若者が中心となって活動している団体ですが、口コミを見ると年齢や性別を問わず興味や関心を持つ人が多いことが分かりました。ネガティブな口コミはほとんど見つからず、多くの人に活動や理念を支持されています。

また、外務省が認定している点や健全な運営や活動を行っている点も、評判の良さにつながっているのでしょう。気軽に協力できる募金が多いので、自分にあった寄付を選択してみてください。